AIR日本株ファクトブック/ワンポイントレッスン/7. 稼ぐ力の指標
OnePointLessonクマ 株博士 122 / 215
ROICって、投下したお金全体の効率なの?
● 株主のお金と、利息の付く借金を足した分で見る
「ROICって、投下したお金全体の効率なの?」
その理解でだいたい合っているよ。ROICは、株主のお金と利息の付く借金を足した「投下資本」で、本業の利益がどれだけ返ってきたかを見る。ROEより借り入れを含めた効率に近い。
「ROEとROIC、どっちを先に見るの?」
先に順番を決める数字ではないよ。株主から見た効率がROE、事業に置いたお金全体の効率がROIC。借金が多い会社ほど、二つが離れやすい。
「ROICの分母には、何が入るの?」
株主の持ち分に、利息の付く借金を足した「投下資本」だよ。現金をたくさん持つ会社は、分母の置き方で数字が動く。ROEより広いお金で、本業の返りを見る。
「高いROICは、いい会社なの?」
投下したお金に対して利益が厚い、という見え方だよ。でも一時の利益や、分母の定義で跳ねることがある。高いROICは、それだけでいい会社と決まる数字じゃないんだ。
