AIR
AIR(AI音声IR取材)
AIRセールスファクトブック
212A
フィットネスマシンに加えアミューズメント要素も備えたフィットネスクラブを直営とフランチャイズで展開し会費やロイヤリティ開発費等を得る
有価証券報告書(2024-10期)からの抜粋。
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(1)事業の概要(ⅰ)直営店 当社が店舗設備投資を実施し、当社の従業員が店舗を運営し、会員からの会費や販売商品等から収入を得ており、「直営売上」として売上計上しております。(ⅱ)FC店 FC加盟企業と締結するフランチャイズ契約に基づき、店舗設備投資及び店舗スタッフの人件費を含む店舗運営に関わる全ての費用をFC加盟企業の負担により運営する形態であります。 当社は、出店時の物件選定やプランニング等のサービス提供、またブランド使用権や継続的な指導の対価として会員数に応じたロイヤリティ、当社システム利用料、広告等分担金・広告宣伝費等を受領しており、「運営売上」として売上計上しております。 また、FC加盟企業から契約締結時に受領した加盟金、開業監修費、当社システム導入費及びFC店の新規出店に必要となるフィットネストレーニング機器、並びに店舗運営備品等の代金を受領しており、「開発売上」として売上計上しております。 さらに、新規出店により直営店数が増加し事業戦略上FC店化すべきと判断した際、FC加盟企業に対して直営店売却を実施して対価を受領しており、こちらも「開発売上」として売上計上しております。 なお、2024年10月期の売上構成について、直営売上1,326百万円(売上構成比率19.9%)、運営売上1,652百万円(同24.8%)、開発売上3,674百万円(同55.1%)、その他売上19百万円(同0.3%)となります。
(2)事業の特徴(ⅰ)アミューズメントフィットネスクラブ フィットネストレーニング機器だけを設置した単なるフィットネスクラブではなく、会員が気軽に「楽しみながら健康になれる」「楽しみながら目標達成できる」のがアミューズメントフィットネスクラブであり、FIT-GOLF(シミュレーションゴルフ)やFIT-SAUNA(個室サウナ)をはじめ、FIT-RACE(プロドライバー監修の本格レーシングシミュレーター)、FIT-LOUNGE(PCを持ち込んで仕事やオンラインミーティングができるコワーキングスペース)、セルフエステ等のアミューズメント設備を自らの趣味嗜好に合わせて利用することを可能とした五感で楽しめる空間の実現を目指しております。 また、会員は入会場所に関係なく全店舗で利用できるため、ちょっとした空き時間や仕事帰りには近くの店舗、休日は自宅近くの店舗利用等、ライフスタイルに合わせた利用が可能となっております。 その結果として、当社の顧客層は、24時間フィットネスクラブで多数を占める20歳代及び30歳代の男性だけでなく、40歳代以降に占める比率及び女性の占める比率が向上しております。 加えて当社は、
①居抜き物件を主体とした出店によるコスト削減、
②建材及び設備品の海外直接大量仕入れと在庫ストックによるコスト削減、
③床・壁・天井・設備の既存店再利用によるコスト削減、
④自社で内製化した店舗プランの作成及び空間デザインによるコスト削減、
⑤物件契約から店舗オープンまでの工期を管理し、スピードの加速とコスト削減に繋げており、これらを実施することにより低コストでハイクオリティな設計・施工システムを実現しております。その結果2024年10月末時点においての会費価格帯は、通常会費:7,150円(税込)、FIT-GOLF利用会員会費:7,678円(税込)となっております。 (ⅱ)AI顔認証 AI顔認証による全店舗相互利用を実現しており、会員が気軽に手ぶらで近隣店舗に入館できる仕組みを構築しております。また、鍵の貸し借りによる不正入館の防止、並びに犯罪及びトラブルを未然に防ぐことを可能にしており、当社はなりすましによる不正入館ゼロを目指しております。(ⅲ)出店戦略 創業からこれまでは愛知・岐阜・三重エリアを中心に、近隣住民が日常的に利用出来るような駅から徒歩数分内の物件や車で通える郊外型ロードサイド、またビジネス街において仕事帰りに気軽に立ち寄れるような立地を中心に出店しておりました。近年では、ターミナル駅、商業ビル内への出店に加え、日本全国の未出店エリアへの新規出店も進めております。なお、全店舗に対して愛知・岐阜・三重エリアの店舗が占める割合は54.2%となっております(2024年10月末時点)。 デベロッパー、不動産業者等から独自のルートで入手した物件情報に対して、これまでの実績に基づいた「商圏」「動線」「地点」の視点でのマーケティングリサーチを実施し、その評価に基づき優良と判断した物件へ出店しております。 また、物件決定前に独自の重回帰分析ツールによる精度の高い入会数予測を行い、ドミナント出店(
※)による相互利用・近隣店舗に別のマシンメーカーやアミューズメントサービスを展開することによる出店拡大をはじめ、未出店エリアへの出店においても戦略的に行っております。 結果として、現時点(2024年10月末時点)において、店舗数、会員数は以下のとおりであります。 ■フィットイージー店舗数及び会員数(全社計) 店舗数 179店舗 会員数 148,984人■フィットイージー店舗数及び会員数(直営店) 店舗数 24店舗 会員数 19,980人■フィットイージー店舗数及び会員数(FC店) 店舗数 155店舗 会員数 129,004人■エリア別出店状況 北海道エリア 2店舗 東北エリア 6店舗 関東エリア 20店舗 甲信越エリア 11店舗 北陸エリア 7店舗 東海エリア 108店舗 関西エリア 5店舗 中国エリア 4店舗 四国エリア 5店舗 九州沖縄エリア 11店舗
※.地域を特定し、その特定地域内に集中した店舗展開を行うことで経営効率を高める一方で、地域内でのシェアを拡大し、競合他社より優位に立つことを狙う戦略となります。 (ⅳ)FC運営 長期安定的なFC店舗の収益性について、下記の特徴があります。・近隣会員の日常利用による多頻度来店により、退会率の低減及び会員数の安定を目指しております。・FC店の会費も本部にて集約しているため、回収業務及び未回収管理を本部が代行しております。・本部による物件の転貸借による一元的な管理により地代・賃料が低いこと、また役割分担・行動予定表によるスタッフ業務のシステム化に伴いオペレーション負荷が低く、店舗の人件費コントロールが比較的容易であることにより、長期的に安定した利益獲得を目指しております。・出店候補地の選定から店舗設計、スタッフのトレーニング等、出店プロセス全体をFC加盟店経営者の関与の下で進め、店舗経営へのモチベーション向上につなげております。また、会員数増加がFC加盟店経営者の収入増につながることにより、出店後もFC加盟店経営者のモチベーションを高く維持するよう努めております。なお、当社では、常に進化を求め、新サービス及び新システムの開発を実施しており、FC加盟店でも同様のサービス展開が可能となっております。このような取り組みから本部とFC加盟店との信頼関係は良好であり、グループ全体での強みとなっております。さらに、本部からはオンラインによる毎月1回の「店舗責任者ミーティング」、スーパーバイザーによる半期に1回の「SV訪問」及び外部業者による「覆面調査(
※)」を実施し、FC加盟店の店舗改善にも取り組むことにより、強固な運営体制が実現しております。
※.接客サービスを改善するための手法で、ファストフード店や小売店、銀行、行政機関など対面販売を行なっている店舗で導入されております。お客様がお店で感じたことを率直にご報告いただき、お客様の声をもとにサービスの質を高めていくことを目的に導入しております。 (ⅴ)直営店のFC店化 当社では、直営店の出店数は30店舗を基本水準として考えております。その中で、新規出店により直営店数が増加し、地の利に長けたFC加盟店に経営を委ねると効率的といった事業戦略上FC化すべきと判断した際には、FC加盟店に対して、直営店売却(店舗設備、マシン等含む)を実施しております。 (ⅵ)店舗運営コストの削減 当社では、顔認証・熱感知システム、スマート入会システム(
※1)、FOS管理システム(
※2)、WEB予約(
※3)等のDX活用事例や、24時間対話型警備システムを導入することによって、オペレーションの省力化を可能にし、1日スタッフ平均約1.5名での運営を実現しております。なお、DX活用に伴い、CS(顧客満足度)やES(従業員満足度)の向上を目指しております。 また、複数のメーカーからマシンを導入することで、仕入交渉に努めております。 上記のようなDXの活用等による省力化及び仕入コストの低減により、店舗運営コストの削減に努めております。
※1.入会するために来店して、店頭でのスタッフによる入会手続きの必要がなく、WEBサイトから登録するだけですぐに施設の利用が可能となっております。
※2.FIT-EASY OPERATION SITE:フィットイージーフランチャイズチェーンにおいて、本部とFC加盟店にて各種伝達で使用するプラットフォームであり、指示徹底事項及びマニュアル等を発信し、業務効率化を図るツールとなっております。
※3.ゴルフ、サウナ、エステ、レース等のサービス利用の予約に関して、会員は全店舗のサービスの予約状況を確認しながらスタッフを介さずにオンラインで可能となっております。 (ⅶ)信頼感と安心感 当社では、安心・安全なフィットネスクラブの運営を目指しております。その一環として、フィットネス産業の健全な発展に寄与する情報提供、教育機会の提供等を通じてフィットネス産業の普及促進、安心して通える快適なクラブ作りに貢献しているFIA(一般社団法人日本フィットネス産業協会)への加盟をしており、また、10万人超の会員情報を扱う事業者として、個人情報の適切な管理体制の構築と運用を目的として、Pマークを2024年4月に取得しております。 (ⅷ)五感で楽しむ空間 当社は、会員に非日常で洗練された「サードプレイス(自宅でもない職場でもない第三の場所)」となる空間を提供するために、サービス・接客はもとより、カラーコーディネーターの色彩理論に基づいたマシンのカラーリングやマットの配色、ライティング、床材・壁材・天井・棚等の備品に至るまでの店内全体のデザイン、全店共通の香りのアロマディフューザーの設置、空調管理などを徹底的にこだわり抜き、統一感のある空間を演出することにより、当社の雰囲気や印象を魅力的に表現しております。 当社の主要な事業系統は以下のとおりであります。
財務は有価証券報告書、株価は市場の公開情報。 数値の正確性は保証しません。 水色のセルは、次の基準を満たすときです。成長率20%以上/総利益率70%以上/販管費率10%以下/営利率20%以上/Rule of 40が40%以上/セールス効率150%以上/PSRがRule of 40×7以下/PGPRがRule of 40×10以下/PERが成長率×100以下/PBRが営利率×10以下/ネットキャッシュが時価総額の50%以上/EV/EBITDAが5倍以下/自己資本比率80%以上/ROE20%以上/ROA10%以上。