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AIRコラム/2026-08-09

ディープ取材の独占を社内説明する|情報管理と依頼モードの伝え方

機関投資家向けに、AIRのディープ取材(成果物の依頼主独占)をコンプライアンス・チーム内でどう説明するかを整理。スタンダードとの違いと、公開情報前提の伝え方を解説します。

IRディープ取材機関投資家

「独占」は特権ではなく、依頼モードの設計である

AIR(AI Analyst IR)のディープ取材は、企業から回収した成果物を依頼主である投資家だけに独占提供するモードです。競合にアイディアが漏れにくい一方、社内のコンプライアンスや情報管理担当からは次のような確認が入りがちです。

  • 未公開情報を取りにいくサービスではないのか
  • チーム内共有はどこまで許されるのか
  • スタンダード取材との違いは何か

先に説明の型を持つと、依頼承認が早くなります。

社内説明で使う4つの事実

  1. 公開情報前提: 質問・回答は企業の公開情報の範囲内での対話が前提。未公開の重要事実(インサイダー情報)の取得を目的としたものではありません
  2. 投資助言ではない: AIRは書き起こし・要約データの提供プラットフォームであり、投資判断の推奨ではありません
  3. ディープは依頼主独占: 成果物は他の投資家に開示されません。二次利用・転売はAIR側で行いません
  4. スタンダードは企業側が共有可否を選ぶ: 回答後に、他投資家にも共有可能にするかを企業が選択します。競合に知られたくない論点はディープを推奨

企業側は無料・非同期で回答します。企業向け画面では、投資家用語の「ディープ」ではなく「特別指定」として案内される点も、社内説明の補足になります。

チーム内での扱い方(運用メモ)

  • 共有範囲を先に決める: ディープ成果物をチーム内の誰まで見るか(担当PMのみ/チーム共有)を依頼前に決める
  • 社外への転載禁止を明示: ブローカーメモや外部アドバイザーへの安易な転送は、独占設計の趣旨と衝突しやすい
  • スタンダード公開分とフォルダを分ける: 企業が他投資家共有を選んだスタンダード成果物と、ディープ成果物を同じ「一般リサーチ置き場」に混ぜない

ディープのあとに追加で聞きたい場合は、ディープ向けのフォローアップ導線を使います。スタンダードで非公開となった論点を深掘りしたいときは、新規のディープ依頼として切り直すのが正しい次の一手です。

関心一言や優先質問は、公開資料のどの延長かを一文で示すと、社内レビューも通りやすくなります。入口はカバレッジギャップ診断投資家向けご案内です。

まとめ

ディープ取材の独占は、「何でも聞ける権利」ではなく、成果物の配布範囲を守るためのモードです。公開情報前提・非助言・AIR側の二次利用なし——この三点を社内説明の冒頭に置き、スタンダードとの違いを一言で添えると、承認と情報管理の両方が安定します。

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